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いらっしゃいませ……

第2章 お待たせしました……

「ちょっと、岩ちゃん~。ダメじゃあないの、未成年にお酒を売っちゃあ~」

「……で、でも……」

「いくらお客様の背後にいた女性が大人だからって、あれは幽霊なんだからね?」

「……だ、だって、早くしろって怖い顔で睨むんですもん……
あとビールの補充も手伝ってくれたし……」

「んもう~幽霊に手伝わせるなんて…まあ、深夜ではよくあることだけどね……うふっ💓」













まさか二人がそんな会話をしていたなんて、この時の僕は知るよしもなかった。


(おわり)

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