かごのとり ~ 家出娘の家庭事情 ~
第6章 マリアの日記・・・
咄嗟に…勢いよく
それを閉じてしまったのは
見てはならないモノだと
瞬時に感じたからだ。
一瞬しかみえなかったけど
スケジュール帳では…ない
それが。
これは…きっと俺にとって
開けてはならない
ナンチャラの箱ってやつだ。
絶対にあけたらダメだ。
このまま、閉じたまま
マリアのバックに戻してやればいい。
見たらいけない。
踏み込んではいけない。
深入り・・・しちゃいけない
なのに俺は
俺はもう
そう自制がきかなくなっていたのか?
開けてはならない扉を
開けてしまった。
『・・・』
分厚い手帳・・・
それはやはり
スケジュール帳ではなかった。
そこには・・・すべてがあった。
〃ほんとう〃の・・・
マリアのすべてが。
それを閉じてしまったのは
見てはならないモノだと
瞬時に感じたからだ。
一瞬しかみえなかったけど
スケジュール帳では…ない
それが。
これは…きっと俺にとって
開けてはならない
ナンチャラの箱ってやつだ。
絶対にあけたらダメだ。
このまま、閉じたまま
マリアのバックに戻してやればいい。
見たらいけない。
踏み込んではいけない。
深入り・・・しちゃいけない
なのに俺は
俺はもう
そう自制がきかなくなっていたのか?
開けてはならない扉を
開けてしまった。
『・・・』
分厚い手帳・・・
それはやはり
スケジュール帳ではなかった。
そこには・・・すべてがあった。
〃ほんとう〃の・・・
マリアのすべてが。
作品トップ
目次
作者トップ
レビューを見る
ファンになる
本棚へ入れる
拍手する
友達に教える