無料で楽しめるちょっと大人のケータイ小説

『・・・』



ﾋﾟｸっ……



俺の声に反応して
女の子の肩が少し震えた。



『ちょっと……待って？』


『・・・』



女の子は止まってくれた。



『ぁ・・・と』

『ごめんなさい…』


女の子が再び謝って
頭を下げてくる。




『や…それは、もういいからさ』

『……？』






振り返るその子は・・・







あ・・・








やっぱカワイイ～～♪(笑)





気のせいじゃなかったぜ♪








・・・いや



だから



そゆ状況じゃねぇんだって今・・・。






呼び止めたは良いが


なんて・・・言ったらいいんだ？




つまり



なんとツッコめば良いんだかな？



君の……その出で立ちには…。



えーーーと・・・





何らかのワケあり……なのは


見ればわかるし




俺は大人だ(一応)




場合によっては、この子

警察にでも連れてって
保護するくらいはしないと…だよな？




うん……そうだ


そんな感じでいくか。











『ぁ…ぇと・・・大丈夫？』







これが無難だろう。














『・・・うん』












ウン……？






〃「うん」〃






かよっ……！！


そうくるか？！




(苦笑)






あ～～……



まぁ、いい




口のききかた知らねえらしい


このガキ・・・






ガキ・・・だよな？




やっぱ？