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取って付けたように(？)

マリアが切り替えて
俺からはなれた。



何かの不思議な現象みたいだった。



力強いマリア・・・。






『・・・ごめん。知ったふうな事を』




マリアは気まずそうに
少し目を反らした。




『・・・でも、マリアどうして？』




『だから・・・ゆぅちゃんの
お母さんなら・・・って』







『母親に・・・同じこと
言われたことある・・・』





『同じこと・・・って』






『〃あんたは私の子だから〃…って

俺らがいたから、頑張れた…って』





『・・・お母さんに
聞いたことあったんだね…。

ほんと・・・ゆぅちゃん
優しい子なんだね。

いいこ、いいこ…♪』




『・・・るせぇ』




アタマなでるんじゃねぇよ・・・(苦笑)




『でも・・・なんだってお前は』







『ん～・・・？なんで…？うん
私…お母さんになったことないから
説得力ないと思うけど

親って・・・母親って
そういうものかな…って。

それに、ゆぅちゃん見てたら
私が、お母さんなら…って、だけ』




『変なやつ…』



なんて、悪態つきながらも
俺は内心マリアに感謝していた。

本当に、なんか
心が軽くなったから。














『ふふっ…チビなクセに
大人びた事言って
ナマイキだな♪マリア(笑)』





ちょっとごまかしてしまった。






『は？…ナマ・・・イキって

あたし、これでも

年上なんだけどっ…！』









『〃これでも〃だろ？(笑)』

『うるさいなぁ…っ』




『THE、日本人って童顔だなお前♪』

『うるさいってば！』






もみくちゃもみくちゃ～～






・・・って



なにやってんだ俺ら(笑)


じゃれてる場合じゃ・・・