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『ウマイ・・・マジでウマイ』

『ふふっ…良かった。～ありがとね』




『いや、本当にウマイんだって♪』


『ごはんおかわりする？

ふふ・・・ゆぅちゃんみたいな人と
食べるとさ…食卓も盛り上がるね(笑)

よく話してくれるし…
おいしい・・・とかさ』





『？？？・・・フツーじゃね？(笑)』






『…ウマイともマズイとも
言わない人も中にはいるよ・・・』





あ・・・。






マリアがどこか寂しそうに
目を反らした。







『～マリア…さ

次は何をしたい？』





『？？？』





『目標っつうかさ…次の一歩は…
みたいな？』






『・・・。うーーーん…なんだろう

まずは…普通に…
生活を安定させること…かなぁ？』






『ウンウン・・・そんでそんで？(笑)』








『あとは・・・やっぱり…名前』







『ナマエ？』








『旧姓に…戻ること、かな。

目先の目標なようで、おっきい…目標

それが叶えば…本当に自由に
なれる気がするから』








マリアの・・・〃自由〃か。







『本当の自由なったら

マリアは何したいの？』







『え…うーん・・・
言われてみれば、なんだろうな(笑)』







話がはずんでしまって

さりげに聞いてしまった。






『再婚とかさ…考えたりしねぇの？』