かごのとり ~ 家出娘の家庭事情 ~
第14章 薄汚いこと・・・
『ん~…誰からもなにも来てないょ』
『ぉ…おぉ、そぉか。わるい
気のせいだったかもな』
ドックン・・・ドックン(汗)
返したは…いいが
しっかしさぁ…?
翌々考えたら
ホントにマリアのなのかわかんねぇぜ?
疑うワケじゃねぇけどさ…
そんでもって
女の立場だったらさ
知らない男…~てか近所の男に
拾われたパンツなんて
返して欲しいモンか?(汗)
・・・知らぬがホトケ…で、いいか?
『マリア?洗濯物しまわねぇの?
…ホラ、シワになるとわりぃぞ?』
『ふふっ…ゆぅちゃん家庭的ね(笑)
ん~、じゃしまってくるね♪』
マリアは背を向けて
手際良く洗濯物をたたんで収納した。
・・・〃異物感〃ナシ…みたいだ。
てことは…
アレ・・・やっぱキミのなのね(苦笑)
マリアぁ~~~!!(苦笑)
『なぁなぁ?コインランドリー
不便じゃねぇの?』
『ん?どうして??』
『や、ホラ…色んな人が使うだろ?
トラブルとか~…ねぇのかなってさ』
俺・・・墓穴掘ってる?
『トラブル?んー…とくには』
『た…例えば
知らねーオッサンのパンツ混じってたり
とかよぉ!?』
『ぷっ…っはははっ!!まっさかぁ
アハハっ…~でもそれは
困っちゃうかなぁ?(笑)』
マリアクン・・・キミね
残念ながら
逆パターンでやらかしてるんだぜ?