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かごのとり ~ 家出娘の家庭事情 ~

第2章 家出・・・デスカ??

『ぇ・・・と』



キョロキョロ・・・。






あ~~ぁ?なんか考え込んでるぜ?


ニヤニヤ…(笑)


そりゃ、お前にとって
出来れば
タダ(無償)で泊まれるに
越したことないもんな?

言ったはいいけど~ってトコか?


ハハハ…
安心しろ。

〃タダ、泊めて〃やる
つもりだからよ?


困った顔…
ちとカワイイじゃんか(笑)


少しイジワルして
俺はとりあえず黙ってた。



ニヤニヤ…


『ぅ・・・んと・・・』


『ん~?…何してくれんの?(笑)』




ハハハ…まぁ

このへんにしといてやるか…。












『・・・おそうじ・・・とかなら』












・・・は?









いや・・・



いやいや・・・




フツーこういう会話の流れならさぁ



・・・。



・・・わかるだろぉーが?!









お掃除だ?



お洗濯だぁ??!





ナメてんのかよお前!?





世の中ナメくさってんだろ!?

完全に~~?!このアマ!?






まぁ所詮はガキだ(笑)



多目にみてやる。







とか言い(思い)つつ・・・




俺なんかホッとしてた。


理由?


そんなモン特にねぇけど

考えようとも思わねぇし
どうでもいいけど…


なんだろな


強いて言うなれば…



コイツが…


見たままのコイツだったっていうか


(あ、悪態の件は置いとくぜ?しつこいが)



コイツが・・・


平気で、それこそ
カラダ売ったりなんかするような


俺の言うところの


〃そーゆーオンナ〃


でなかったことに



なんか・・・俺



ホッとしてたのかも。




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