かごのとり ~ 家出娘の家庭事情 ~
第4章 幸せじゃ・・・ないのかよ?
週末の昼
俺は駅へと向かっていた。
待ち合わせ場所に向かうためだ。
意外な人物から電話がかかってきたのは
金曜の夕方のことだ。
『・・・?』
・・・知らねぇ番号。
なんて思ってるうちに
切れてしまった。
元より、まだ仕事中で
出れなかったワケだが。
ドスッ・・・
『……ってぇ』
『よっ!シノく~~んっ!
おっ?珍しい~なにモゾモゾしてんの?
電話?さては彼女っ??』
『・・・』
俺の背後から肘を入れてくるのは…
同僚であり…同期のOL 美羽(みゆ) 。
『…なんでもねぇよ。
ぁ~…やかましいのが来た』
『む?!明るく元気で面倒見の良い
〃美羽ちゃん〃って言ってよ~!!(笑)』
『美羽チャンさぁ…自分で言うそれ?』
『ふふんっ♪ところでさシノくん~』
『合コンなら組まねぇぜ?(笑)』
『げっ!?聞く前に言わないでよっ?!』
当たりかよ(笑)
『ったく…』
同僚や自分の仲間が結婚すると
コイツはいつもこうだ。
『マユちゃんもサナちゃんも寿で
いなくなっちゃったし~~
さすがにそろそろ私の番かなぁ~って♪』
『ヘイヘイ、そーだね』
『ねね?だからシノくん?
合コン組んでっ??(笑)
この間のさ!飲み友達?紹介してよ?♪』
『だぁ~から組まねぇって言ってんだろ
他、当たれよ』
『だって・・・シノくんの友達
イケメン多いんだもん』
『お前なぁ・・・;』
悪い子じゃ・・・
ねぇんだけどさ。
フレンドリーでおおらか
まぁ、面倒見も良くて?
(良く言えば)
時に
オープン過ぎて、ガサツ…
ついでに、お節介
(悪く言えば?)
張り倒されるから
ゼッテー口に出して言わねぇけどな(笑)
女っていうより
腐れ縁になりつつある同僚だ。
25過ぎると
『結婚・結婚』うるせぇんだよな。
そんな女の代表格か?(苦笑)
俺は駅へと向かっていた。
待ち合わせ場所に向かうためだ。
意外な人物から電話がかかってきたのは
金曜の夕方のことだ。
『・・・?』
・・・知らねぇ番号。
なんて思ってるうちに
切れてしまった。
元より、まだ仕事中で
出れなかったワケだが。
ドスッ・・・
『……ってぇ』
『よっ!シノく~~んっ!
おっ?珍しい~なにモゾモゾしてんの?
電話?さては彼女っ??』
『・・・』
俺の背後から肘を入れてくるのは…
同僚であり…同期のOL 美羽(みゆ) 。
『…なんでもねぇよ。
ぁ~…やかましいのが来た』
『む?!明るく元気で面倒見の良い
〃美羽ちゃん〃って言ってよ~!!(笑)』
『美羽チャンさぁ…自分で言うそれ?』
『ふふんっ♪ところでさシノくん~』
『合コンなら組まねぇぜ?(笑)』
『げっ!?聞く前に言わないでよっ?!』
当たりかよ(笑)
『ったく…』
同僚や自分の仲間が結婚すると
コイツはいつもこうだ。
『マユちゃんもサナちゃんも寿で
いなくなっちゃったし~~
さすがにそろそろ私の番かなぁ~って♪』
『ヘイヘイ、そーだね』
『ねね?だからシノくん?
合コン組んでっ??(笑)
この間のさ!飲み友達?紹介してよ?♪』
『だぁ~から組まねぇって言ってんだろ
他、当たれよ』
『だって・・・シノくんの友達
イケメン多いんだもん』
『お前なぁ・・・;』
悪い子じゃ・・・
ねぇんだけどさ。
フレンドリーでおおらか
まぁ、面倒見も良くて?
(良く言えば)
時に
オープン過ぎて、ガサツ…
ついでに、お節介
(悪く言えば?)
張り倒されるから
ゼッテー口に出して言わねぇけどな(笑)
女っていうより
腐れ縁になりつつある同僚だ。
25過ぎると
『結婚・結婚』うるせぇんだよな。
そんな女の代表格か?(苦笑)