マリア
第14章 虚飾曲
「あっ…あっ……っ…」
何だか……フワフワする。
これが…先生の言う夢見心地な気分、ってことなのかな?
僕は……無意識に先生の体に足を絡ませていた。
潤「ふふっ。君は可愛いだけじゃなくて、イヤらしい子だったんだね?」
「え……?」
どういう意味なんだろう?と意味深に笑う先生の顔を見つめた。
すると、先生の手が、
ズボンの上から少しずつ首をもたげてきた僕のモノに触れた。
「えっ…何…?」
潤「君のココ、触って欲しそうにしてるから。」
「そんなことな……やっ…ぁっ!」
先生の手が僅かに屹立する僕のモノをズボンの上からぎゅっと握り、その形をなぞるように手を動かす。
「や……あっ……やめ…て…」
潤「やめていいの?こんなに気持ち良さそうなのに?」
「気持ち…よくなん…か……っ。」
恥ずかしい……。
同じ男の人にそんなところを触られて……
気持ちいい、なんて…。
潤「随分、窮屈そうになってきたね?」
僕にキスしたあと、意味ありげに先生が笑う。
潤「楽になりたくない?」
こくり、と頷くと、
先生はベルトを緩め、下着と一緒にズボンを取り払った。