マリア
第7章 恋慕曲
呆れ顔のカズの腕を掴み、古びた鉄製の倉庫の扉を開け、カズの体を投げ入れる。
「……脱げよ。」
和「は?」
「壁に手をついて後ろ向きになって脱げ。」
和「何?ヤるの?」
「いいから早くしろよ。」
カズはため息をつきながら制服のボタンに手をかけた。
「そんなことしなくていいから言われた通りにしろよ?」
舌打ちしながらもカズは壁に手をつき後ろ向きになった。
「下だけでいいから脱げよ!?」
和「えっ…!?」
「忙しいんだろ?さっさと終わらせるから早くしろよ!?」
小さな声で、何だよ、とボヤきながらも、カズはベルトを緩め、ズボンを脱ぎにかかった。
その様子を見ていた俺は、カズの手を払い退け、下着ごと一気に引きずり下ろす。
和「ちょっと、何…あっ…」
俺は、指二本を口に含むと、露になったカズの白桃のような双丘を割り広げ、円を描くようにピンク色の蕾に塗りたくった。
和「あっ…んっ…ちょっ……やめ…。」
言葉とは裏腹に、カズの腰がイヤらしく揺れる。
やがて、花弁を一枚づつ丁寧に開くように指先をナカに沈めていった。
そして、やはり、丁寧にカズのナカを解していき、前立腺も刺激してやる。
和「ふあっ!?」
膝を折り、崩れ落ちそうになったカズの体を支えながら指を引き抜くと、赤く色づきほころびかけた蕾へと自身を突き立てた。