同窓会 SN
第82章 依存2 翔
・・・ホントに 感じ易い奴・・・
嬉しさがこみ上げるのと同時に、こんなにも敏感なカラダと、
男も女も関係なくドキッとさせるような色気を持つ恋人のことが また心配になる。
俺はみんなが振り返り、羨ましがるような魅力を持つ恋人じゃなくてもいい。
みんなが、“一体どこにそんなに惹かれるのか?”と
首を傾げるような、俺だけに見せる魅力があればいいのに
全く、コイツときたら・・・
おかげで俺の心は休まることなく しょっちゅう心配ばかりしてないといけない。
ほんとに自分でもおかしいほど 和也に夢中だと
また今日も何度目かに思う。