同窓会 SN
第90章 決意2 翔
「ちょっ、・・・何考えてんだよ。俺は真面目に言ってんのに」
「俺だって大真面目だ、この件が解決するまで何日も、もしかしたら何週間も会えないかもしれないんだぞ?それなのに最後の夜に何もしない気?」
「そ、それは・・・・・・、だけど・・・」
「犯人特定の方はプロに手伝ってもらうから、な?お前の役目はこっち・・・」
「プロって・・・」
「ほら、俺、同窓会の前にお前の事調べた、って言っただろ?そこの探偵事務所、小さいとこだけど信用できるから 今回もそこに依頼してみるよ」
「あ、そうなんだ・・・」
和也の手を引きながら 肩も抱いて、半ば強引に寝室に連れ込みながら 俺は尚も言葉を続ける