同窓会 SN
第95章 決意7 和也
7-3
静かに風呂に入った後、リビングで 翔の寝顔を見ながら2本目のビールを飲む。
23時になる頃、ふと翔が目を覚ました。
「あれ・・・俺寝ちゃってた?ごめん・・・」
「いいよ、今日は泊まってけばいいだろ?あ、でもソファーじゃ身体痛くなりそうだからベッド行こう?」
「ううん、帰るよ、ごめん・・・せっかく会いに来たのにほとんど話せてないな・・・」
「え・・・」
「ごめん・・・明日は朝から忙しいし、今日中に目通さないといけない資料あるから・・・」
「・・・わかった・・・もしかして週末も忙しい・・・?」
「うん・・・、いや。なんとか空けられるようにする・・・ほんとごめんな?」
「あ、そんなつもりじゃなくて・・・ごめん、仕事だもんいいよ。会える時間があるならその分休んで欲しい・・・翔、ほんとに疲れた顔してるから・・・」
「大丈夫だよ。明日と明後日頑張れば 峠越しそうだから。・・・また連絡する」
「うん・・・でも無理しないで・・・。そうだ、また俺に手伝えることあったら何でもやるから。」
「ありがと。大丈夫だよ。じゃあ帰るな・・・おやすみ」