同窓会 SN
第97章 甘い生活1 和也
そして翔と過ごすクリスマスや正月
・・・不思議だな、去年も一昨年もふたりで過ごしたはずなのに
今年は何だか違う感じがする
終わりの時間が来ないことが 嬉しくてしょうがないのに、
燥いでるように見せたくなくて、わざと嬉しさを堪え、なるべく普段と同じように過ごそう、なんて考えてしまう
ウキウキとケーキや料理を予約したり 部屋にツリーを飾ったりして
「楽しみだ!」っていう気持ちを前面に出した方が 翔は喜ぶのかもしれない
でも 俺は意地っ張りの見栄っ張りだから
「え~、クリスマスなんて適当でいいだろ」
なんて空気を出してたんだ