同窓会 SN
第97章 甘い生活1 和也
「なぁ、ケーキどうする?・・・おー、これ美味そう・・・」
PCでサイトを見てた翔が 俺を手招きする
「どれ・・・キルフェボン?あぁ、なんか聞いたことあるかも。・・・えっ?いちまんいっせんごひゃくえん?」
「こっちもいいだろ~、辻口さんの。すげー芸術的」
「いちまんにせんろっぴゃくえん・・・」
「でも二人じゃ食べきれないかもな・・・もっとコンパクトでいいのないかな」
「おい、やめろやめろ・・・一万円以上のケーキなんてあり得ないだろ。俺はコンビニケーキで十分だ」
「そう?まぁ最近はコンビニスイーツも美味いけど・・・あ、じゃあさ、またお前作る気ない?」
「へ?」
「前にバレンタインにケーキ作ってくれたじゃん、あれ超美味かったよ?」