同窓会 SN
第97章 甘い生活1 和也
「・・・やだよ、めんどいもん」
「・・・そっか・・・そうだよな。俺 手伝えないから お前だけに負担かかっちゃうもんな・・・」
「・・・・・・」
「仕方ない。食べたいけど諦めるか・・・あぁ残念だなぁ・・・」
「・・・・・・」
「ほんとに食べたかったんだけどなぁ・・・はぁ・・・」
「・・・わざとらしいんだよ・・・」
大げさにため息をつく翔に苦笑しながら、俺はもう心の中で
(今度はショコラじゃなくてフルーツたっぷり使ったショートケーキにしてみようか・・・)なんて考え始めていた
さすが社長、人の動かし方をわかってらっしゃる・・・・・・