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同窓会 SN

第100章 甘い生活4 翔



とても驚いた
そして有難いとも思った
けど。

好ましい友人ではあっても 決してそれ以上の感情は持ってなかったから すぐに断った。

でも、彼女は退かなかった


「櫻井君に他に好きな人がいるのはわかってる」
「このまま友達でいるつもりだったけど、最近の櫻井君を見ていると、今がチャンスだと気付いた。弱っているところに付け込むのは卑怯かもしれないけど、行動する前から諦めたくない」
「今まで友達としてしか見て来なかった私を、異性として見て欲しい。その上で どうしてもダメなら、その時は潔く退くから。その前に、今より少しだけ 貴方の近くに私を置いて欲しい」

何度も何度もそう言ってくれて 俺も断りきれなくなり、少しの間付き合ったことがあるのだけれど・・・・・・
(その後すぐ桑名さんとのアレコレがあり、結局真央ちゃんとはすぐに別れることになった)




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