同窓会 SN
第100章 甘い生活4 翔
あぁ、と 思い当たることがある顔をした後、
黙ってしまった和也
俺のこと呆れてるんだろうか
そうだよな 同窓会だもんな、
女子とだって喋るに決まってる
そんなことわかってるんだけど、
やっぱりちょっとショックだったんだよなぁ
俺のいないところで 楽しそうにしてる和也を見たのは
「ごめん、今の取り消し。お前に疚しいところないのはわかってるんだけど、つい・・・」
「・・・俺、そんなに楽しそうにしてた?」
「・・・そう見えた・・・・・・」
こんな発言、男としてどうなんだ?
我ながら 器が小さすぎると嫌になる
だけど、俺はカッコつけずに
ダメなとこもどんどん見せていくって決めたんだ