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同窓会 SN

第100章 甘い生活4 翔



「同窓会自体は楽しかったよ。久しぶりだったし お酒も入ってみんなも浮かれてたし・・・。うん・・・腕か・・・振り払うのもナンだし。・・・あのさ、ホントのこと言うと、昔あの子に告られたことあってさ。なんか、周りの女子から 酔ってるんだから腕くらい組ませてあげて、みたいなこと言われて。まぁ仕方ないかって・・・。それだけなんだけど、・・・ごめん・・・」

「うん・・・わかってるつもり・・・あの、俺ウザイ?」
「全然・・・てゆーかちょっと嬉しいかも」

「え、マジで?」
「・・・さっきあんな風に言っちゃった後だし・・・いつも俺ばっかアレコレ考えてるような気がしてたから」

「それは俺だろ、俺はいつもお前の周りにいる人間全てを警戒してるから!」
「ふは・・・そんなきっぱり言われても困るけど・・・。でも ま、俺もそうかもしれないから お互い様ってことかな」


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