同窓会 SN
第101章 甘い生活5 和也
「大事な商談の時してると箔がつくなー・・・あ、仕事でつけてもいい?」
「それでいいなら勿論」
「ありがと、傷つけないように気をつけるから」
「別にいいよ、そんなこと気にしないで 普段からがんがん使ってくれた方がいいな・・・いつか売るつもりなら別だけど」
「バカ、そんなことするか。倒産して自己破産するときも これだけは隠し持っててやる」
「縁起の悪いこと言うなよ」
「え?お前だって 会社が倒産したらコーヒー屋開くって言ってたじゃないか」
「俺はいいんだよ、社員だもん。社長のお前が言うのはやめてくれ」
嬉しそうな翔の顔を見てるだけで 俺も幸せになって、
二人で軽口を叩きながら 気持ちよく食事が進んだ