テキストサイズ

同窓会 SN

第107章 家族4 翔



昔は ビールと水、それと切らしちゃいけない
10秒チャージのゼリー飲料しか入ってなかった冷蔵庫にも 
今や様々な食材が並ぶようになった

同居するようになってから 和也があれこれ作ってくれるからだ


最初のうちは和也だけに作らせるのが申し訳なくて 俺もキッチンをうろちょろしたりしたもんだけど すぐに諦めた

基本 平日の帰りは俺の方が遅いし、
色々やってみても 俺には料理の才能が無いみたいだ

いや、そんなことは前からわかってたんだけど
今回やってみていやという程思い知らされ

そのうちに 和也からも
「手伝ってくれる気持ちだけでいい」と言われてしまった




ストーリーメニュー

TOPTOPへ