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同窓会 SN

第114章 永遠4 和也



「あのな・・・そんなこと聞かされて、“ハイそうですか”って俺がお前の事離すと思うか?
お前だってそんなことわかってんだろ?本気で別れるつもりなら 俺が居ない隙に出ていけば良かったのに」
「・・・最初はそうしようと思った。翔と話したら、引き留められるのはわかってるし、そしたら俺自身もぐらつく。だって 本音では俺だって翔と離れたくないと思ってんだから。」

「だったら、こんな茶番はやめろよ。お前が何て言おうと、俺は絶対にお前をどこへも行かせない。どうしても出ていくと言うなら、今すぐお前を縛り上げて ここに監禁する。言っとくけど 俺は本気でヤルからな」
「ふっ・・・俺に選択の余地がなくなるなら、それはそれで楽かも。自分自身に言い訳出来るもんな・・・この状況は俺のせいじゃない、って」



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