同窓会 SN
第114章 永遠4 和也
4-3
「ずるいよなぁ・・・そう言われたら・・・我を通す俺の方が悪者みたいじゃん・・・」
「翔は悪くないよ。ズルいのも悪いのも俺だ。俺がどうしようもなくガキで・・・ちっぽけなプライドに拘ってるから・・・」
「プライド・・・」
「うん・・・詰まんない理由で ごめん・・・」
「・・・詰まんなくなんか 無いけど・・・」
「翔・・・俺 最初は 翔の言うように 書置きだけ残して黙って出ていくつもりだったんだよ、その方が辛くないから。
それを止めたのは、そんなことしたら、翔が絶対に俺を探そうとするって思ったからだ
それこそ、仕事やプライベートを犠牲にして、食事する時間も睡眠時間も削って、血眼になって・・・。」