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同窓会 SN

第114章 永遠4 和也



「・・・はぁ・・・俺・・ダッセェな・・・。出ていくヤツに追い縋るなんて・・・」
「・・・そんなこと無い・・・翔はいつだってカッコいいよ」

「・・・お前はいつもそう言ってくれるけど・・・、そんな言葉に意味なんかないって事がよくわかったよ・・・。だって、お前はカッコいい俺を置いて出ていくんだろ?俺が何と言っても もう決めてるんだろ?俺はお前を引き留める術を一つも持ってないんだろ?」
「・・・・・・」


両手を握る翔の指先が白くなってる
震えるほどに力を込められた拳

その手をそっと包み込んで言った

「明日の朝 出て行くよ」


だから 今夜は・・・

その言葉を続ける前に、俺の唇は塞がれた


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