同窓会 SN
第114章 永遠4 和也
4-4
ベッドに行く間も惜しい
そう言わんばかりに 手近なソファーに俺を組み敷いた翔が
俺のカラダ中に口づけながら 性急に服を剥ぎ取って行く
糸がぶつりと音を立てて胸のボタンが飛んでも 翔は手を止めない
俺の上に跨りながら 自分のTシャツも乱暴に脱ぎ捨てる翔
その男らしいカラダに手を伸ばし 綺麗な腹筋を撫で、痕が残る様に強く吸い上げた
ねぇ、俺がまだ触れたことの無いところはある?
俺のシルシは 翔のカラダ中に刻み込まれてるかな
今まで誰かが触れたところも
今まで誰にも触れさせたことがないところも
全部全部 俺に見せて
全部全部 俺の唇で封印させて
俺もすべてを見せるから
翔の記憶の奥底に刻み込まれるように
永遠に忘れられることのないように