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同窓会 SN

第114章 永遠4 和也



もう一度、同じことが起こるかな
もう一度、あんなふうに力強く引き寄せられ、抱きしめられたい

居心地のいい翔の腕の中
ホントはずっとそこで守られていたい



何も知らない頃ならそれでもよかった
けど、今の俺はもう知ってる

俺を腕の中に抱き込んで守ってくれてる翔の背中は
冷たい吹雪に晒されてるって
言葉や視線、時には悪質な行動も含んだ悪意に攻撃されて
傷だらけになりながら
俺を庇ってくれてるんだって




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