同窓会 SN
第115章 熱愛1 翔
食費や光熱費は折半にすることで話がついたものの
家賃は必要ない、と受け取ろうとしない俺に対して
和也は納得できない様子をみせた
その和也を治めるために
「それじゃその分、とりあえず貯金しとけよ、将来二人の為に使おう」
と説得し、新規に通帳を作らせたんだ
中身を見ると100万近くの金額が入っている
「こんなに・・・?」
確かにゲーム以外には あまり買い物をしてるところを見たことがなく
無駄使いはしてない印象だったけど
去年の誕生日には 俺に超高級腕時計を買ってくれたし、
ウチを出て、独り暮らしする時にだって、纏まった金が必要だった筈なのに
その他にまだ 月々結構な額を貯金してたってことになる
アイツ、どんだけ金使わずに生きてんだよ?