同窓会 SN
第116章 熱愛2 翔
「・・・ちょっと待って。トラブルが起きて翔が解決する。それじゃ また同じことの繰り返しだよ。」
「それのどこが悪いんだ?これから先だって、何が起こったとしても、俺はアイツの事ずっと守ってやるよ」
「翔・・・かずだって男だよ。いつもいつも一方的に守られてるだけで 満足してると思う?」
「・・・」
「俺はね、かずも翔の事守りたい、翔の役に立ちたがってると思う。見かけは逞しいとは言えないけど、かずだって意外とタフだし、当たりは柔らかくても ホントは結構プライドも高いよ」
「・・・そっか・・・」
「うん・・・そこんとこわかってやらないと。ここを乗り越えたとしても いつかまた同じことが起きる気がする」
「・・・うん・・・」