同窓会 SN
第12章 ボジョレーヌーヴォー3 和也
「ごめん・・・」
恥ずかしくて・・・翔の首に両手を廻し、肩口に顔を埋めた。
ふっ、と翔が柔らかく笑って 俺の髪を撫でてくれる・・・
「和也・・・でも、妬いてくれてちょっと嬉しいよ」
そう言いながら俺の腰に腕を廻し、ぐいっと引っ張りながら俺を自分の隣に座らせた。
深い深い口付けをしながら 体重を掛けて俺の上にのしかかってくる。
「ん・・・ちょっと待って・・・」
「待てない」
「だって、・・・ここで? っああっ 」
翔の巧みな愛撫は 俺の心も身体も蕩けさす
俺は いつに無く緩やかなその愛撫に 焦らされながらも ゆっくりと高みへ追い詰められ、もう、翔が欲しくて堪らない
だけど、やっぱりそれを口にするのは まだ恥ずかしい
じっとしていられなくて、揺れる腰を翔のカラダに擦り付けるけど
「う・・・、翔・・・」
「焦らすな、って言いたいんだろ?でもだめだ。これは俺を疑った お前へのお仕置きだからな」
「・・・」