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同窓会 SN

第120章 再び2 和也



「・・・わかったよ・・・。でもさ、俺明日は映画の制作発表会見があって朝から出かけちゃうんだ。けど、そのほかの仕事も夕方には終わるから それまで待っててくれない?最後、飯でも食べて見送らせてよ」

「・・・ごめん。それはやめとく・・・見送られるの苦手だから・・・」
「そっか・・・」


智の顔が寂しそうに歪む
そんな智を見るのはホントに辛い


「ごめん」
「結局俺は 何の役にも立てなかったなぁ」


やめろよ智
そんな風に言われるだけで 泣きそうになる


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