同窓会 SN
第125章 煌めき4 和也
「そこに櫻井さんと二宮さんを招待しますから、
その日はホテルにでも泊まって ゆっくりくつろいでください。
遅まきながら、私からのささやかなお祝いのつもりです」
「え・・・でも、あの」
「勿論ホテルはアソシアとは違うところを用意します。
そうですね、今度はみなとみらいの近くなんかどうでしょうか」
「いやいや、そんな・・・。お気持ちだけで十分ですから」
いくらこの人がお金持ちだからって、そこまでしてもらう理由がないだろ
それに 翔の堤さんに対する気持ちは いまでもきっと複雑なんじゃないかな
信頼してる様で、気を抜けない
手腕は認めてるものの 理解できない点がある、と言った感じで
そんな値の張るお祝いを 素直に喜んで受け取るとは思えない
断った方がいい、よな?