同窓会 SN
第127章 記念日2 翔
2-2
比較的カジュアルな立食パーティーながらも
料理はどれも美味くて 勿論飲み物も飲み放題
他の人はどうだか知らないけど、俺達は会費も払ってないのに
散々飲み食いした上に、最後には小さな手土産まで貰って 会はお開きになった
「はー・・・食った食った、もう腹いっぱいだよ」
「翔の好きな赤貝の寿司、たくさんあったもんな」
「あんなに身が分厚い赤貝食べたの初めてかも。大満足だよ」
「俺もハンバーグたくさん食べちゃった。今年一番の味だったなぁ」
「うん、ハンバーグにするには勿体ないようないい肉使ってたよなぁ」
「さすが金持ちはやることが違う」
「ああいう風に、自分の誕生日を祝ってくれる人たちに大盤振る舞いするとことか
太っ腹って言うか、良い金の使い方してる気がするよ。俺も将来ああいう人になりたいなぁ」
「翔は今でも周りの人に奢ったりして気前良いじゃん。必要なとこには ばん、と金掛けるけど かと言って 不必要に何台も車持ったりしてるわけでもないし、今のままでいいと思うよ」