同窓会 SN
第131章 記念日6 翔
6-2
そして その日の帰り道
前から行こうと言っていた銀座の貴金属店へ、
やっと行くことが出来た
「しまったなぁ・・・ホントはちゃんと今日に間に合うように手配して みんなの前で指輪の交換とかしたかったんだけど・・・
どうしても時間がとれなくてさぁ・・・」
「そりゃな、只でさえ忙しい仕事の合間縫って 歌って踊っての練習してれば まとまった外出時間なんて取れる筈無いよなぁ」
「ごめん。マジで面目ない」
「謝る事ないよ、俺の為に練習してくれたんだから。歌って踊る翔は超カッコよかったし」
「はは・・・そう言って貰えると助かるけど」
「今日のダンス、今度 会社の飲み会で披露すれば?みんなウケると思うけどな~」
「ふふふ、俺 最後にみんなに向かって愛の矢を放って ハート射止めまくっちゃうけど、それでもいい?」
「それは・・・ダメかな」