テキストサイズ

同窓会 SN

第133章 来来来世1  和也



「和也?」


俺を見つめる翔がぼやけてる、と思ったら
俺の目からは涙が溢れていて
智の描いてくれた絵の上にぽたりと滴が落ちた


「あ・・・ヤバい」

慌てて手で擦ると

「油絵だろ、大丈夫だよ」

優しい優しい声で 静かに翔が言う

「そっか・・・よかった」




ストーリーメニュー

TOPTOPへ