同窓会 SN
第134章 来来来世2 翔
それにしても、他より低いと言ったって
ここだって 1m50cm近くはあるんじゃね?
あの頃の雅紀は 運動神経の固まりみたいなヤツだったから
軽く手を付いただけで ひらりと乗り越えたり
時には俺達観客へのサービスのつもりか
跳び箱を飛ぶ要領で 開脚で飛び越えたりしたこともあったけど
あれから16年
おっさんになった俺達に そんな真似は出来そうにない
まぁ、両手両足を駆使して よっこいせ、と攀じ登ることなら可能かもしれないけど
俺はともかく お世辞にも筋肉があるとは言えない和也に・・・
出来るのか・・・?