同窓会 SN
第19章 プレゼント5 和也
5-2
そのまま左手を下に伸ばして翔の中心を握ると、
ゆっくりと上下させる。
「あ・・・、かず なり・・・っ」
最近の俺は 前よりずっと積極的になったと思う。
翔とのセックスは、知れば知るほど
逃れられなくなる甘い罠みたいだ。
翔が俺を悦ばせようとしてくれるのが良く分かるから、俺も自然とそれに応え、翔にも同じように気持ちよくなってもらいたい、と思ってしまう。
今、翔は気持ちいいかな
俺と同じように、
この時が永遠に続くといい・・・なんて思うほど、
行為に没頭してくれてるかな
翔の指が 俺の中を掻き回すように動く。
そして翔を受け入れる準備が整った頃、
ゆっくり、優しく俺の中に侵入してくる。
以前は圧迫感に顔をしかめたその瞬間も
今では痛くも苦しくも無い。
その摩擦は 最初から俺を高みへと導き、
声を上擦らせる。