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同窓会 SN

第19章 プレゼント5 和也


だけど・・・。
スーパーを出て少し歩いたところで あたりをきょろきょろ見回しながら歩く真希ちゃんと会ってしまったんだ。

「真希ちゃん・・・なんでいるの?」
「二宮さん・・・」


俺の家を探してたんだろうか?
何だかホッとしたように 泣き笑いのような表情を見せた。

「あの・・・勝手に来たりしてごめんなさい。でも、どうしても私・・・」

こんなとこまで来てたのか
それじゃ、追い返すわけにもいかないじゃん


「俺さ、肉とか買っちゃったから・・・、15分だけ。15分だけなら話聞くよ。それでもいい?」
「はい」


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