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同窓会 SN

第23章 新しい季節3 和也



あれ?
そう言えば何人かと「お疲れ様」と挨拶したような気はするけど
・・・俺一人?


IT関連にしては 就業時間が長くは無い方だと思うウチの会社でも、これぐらいの時間なら まだ2~3人は残っていても不思議じゃないんだけど。


でも、俺は一人が嫌いじゃない。
結構集中して仕事も捗る。
よし、ついでだ、もう少し・・・


その時 開けっ放しだったドアから翔が顔を覗かせた。


「あれ?お前まだいるの?」
「あ、うん、もう少ししたら帰るから。」

「あんまり根詰めるなよ?じゃあ 俺今日はちょっと用事あるからお先」
「お疲れ様」


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