同窓会 SN
第23章 新しい季節3 和也
そして次の金曜日。
この日 翔は福島まで足を伸ばしている。
震災で被害を受けた地域の企業からのオファーは
原則断らずに格安で契約をしているみたいだ。
最近特に忙しそうに見える。
俺ももっと何でもできるようになって
もっともっと翔の手助けをしてやりたいと
強く思うのはこういう時だ。
この日も21時ごろまで残業し、俺は一人でマンションに帰った。
翔からの連絡は無い。
まだ福島なのかな?
もしかして泊まりになったとか?
また一人で飯を食う。
今日は 近所のスーパーで割引になった惣菜をいくつか買って ゆっくりと飲みながら 久しぶりにゲームをするつもりだ。
最近は ゲームをする時間さえあまり取れてなかった。
夜中になったら オンラインで海外のゲーマーとも対戦してみようかな
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