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同窓会 SN

第25章 新しい季節5 和也


5-2

青天の霹靂、ってこういう事を言うんだろうか?
まさに雷に打たれたように、びっくりしすぎて声も出ない。
やっと我に返ったのは 押し当てられてた唇が 啄ばむようにそっと動かされた時だ。


慌てて顔を背けて 手で口を覆う

「ちょ、ちょっと!」
「俺、二宮さんの事、好きなんです」

「ハァーーーッ?バカッ、冗談やめろ!」


・・・あ、結構柔らかく接してきたのに
俺、素で怒鳴っちゃってる・・・

てか、まさに冗談やめろ!だよ


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