
同窓会 SN
第25章 新しい季節5 和也
「お前、彼女いるとか言ってなかった?」
「います、いますけど・・・自分でもおかしいと思うんですけど、ホントに俺、二宮さんの事・・・」
おいおい、泣きそうな顔すんなよ。
年下のイケメン君に迫られても なんかもう一つ危機感 感じないんだよな~・・・。
「気のせいだ。忘れろ。」
きっぱり言い放って起き上がろうとしたんだけど 意外にもコイツは強引に俺の上に跨って来た
その上、俺の両手を ひとくくりにまとめて押さえ込んでくる。
こんな細身の奴でも、体重を掛けて来られると 今の俺にはそれを跳ね返すだけの力がない。
ま、マズイ・・・
たらっと冷や汗が流れる
