同窓会 SN
第26章 新しい季節6 翔
「なぁ、俺のこと・・・信じられない?」
縋るような想いで言葉を振り絞る
こんな風に必死になる俺、傍から見たら滑稽かな
でも、今の俺には和也が全てなんだ
「・・・どうすればいいの?」
どう言おうかと、躊躇っていたような沈黙のあと、和也が柔らかい表情で口を開いた
「え?」
「その・・・昔見たAV?お前がやってみたい、って思ってきたこと・・・。俺は、どうすればいい?」
「あ・・。あぁ・・・じゃあ、このまま手を後ろについて、・・・そう」
和也の腰を浮かせ、完全に下を脱がせてしまうと、
俺は机の上に座らせた和也の前に立ち、
両手をその髪の中に差し込んで、甘い口付けをする。