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同窓会 SN

第27章 新しい季節7 和也


7-4

「あ、そう言えばさ。」
「ん、何?」

「昔 智に借りて見たAVで、“団地妻シリーズ”ってのがあってさ~」
「・・・お前、まさか、そんなの見ても 俺のこと想像してたわけじゃないだろーな・・・」

「え?勿論そうだよ。他の奴の事なんか 思い浮かべるワケが無いじゃん」
「“無いじゃん”って言われても・・・」

「でな、その中で 宅配業者を装った男に襲われる団地妻がなかなか色っぽくて、俺もお前にエプロン付けさせてこんな風にしたらどきどきすんだろーなー、って・・・」
「ほんっとに変態だな、お前。それ、もはや誰でも どんな状況でもいーじゃんかよ。」

「そんなこと無いよ、俺、その怯えながらも感じていく団地妻の顔がお前に重なってさぁ・・・」
「やめろって」


俺に人妻の色気が出せるか、っつーの。


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