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同窓会 SN

第27章 新しい季節7 和也



嬉しそうににっこり笑って グラスに酒をどぼどぼと注いでくる翔。
なんか・・・自分から罠に嵌っていくような気もするんだけど・・・

これを全部飲み干したら 翔の望む言葉を言ってやるか・・・。

そう覚悟を決めて、一口飲んだところで
翔の手が俺の方に伸びてきた。


え?
ま、まだなのに・・・。

ぎくりと固まった俺の顎に指をかけて ゆっくりとした口づけをくれた翔は
俺の目をじっと見つめてにっこり笑う


「な、なに・・・?」


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