同窓会 SN
第29章 独占欲2 翔
「で、お前はどう思ってんの?」
「え?だから、まぁ、冗談でよかった・・・って?」
「そうだ、よかったなぁ、冗談で・・・、って。なるかっ!」
「ええっ?ノリツッコミ?」
「あのなぁ~。ストーカーってのはホントに怖いんだぞ。軽く見ると痛い目にあうから、もしも次きたら すぐに警察に相談しろよ。」
「え?男に付きまとわれてます、って?やだよ~、恥ずかしい」
「お前は恥ずかしいことなんかしてないだろ?恥ずかしいのは相手の方だ。」
「わ、わかった。今度来たら・・・考えます・・・」
「絶対だぞ。なんかあってからじゃ遅いんだから。その時は俺もついて行ってやるから」
「はぁ・・・。来ないと思うけど」
「来ないといいな。マジに。お、そうだ、これストーカー除けのお守り。俺の愛だと思って いつも身につけてろよ」
「お、お守り?身につけろ、って・・・」
「スマホカバーに付けられるだろ?今すぐ付けとけよ」
「今?・・・まあ、ありがたく頂いとくけど・・・」