同窓会 SN
第29章 独占欲2 翔
首をかしげながら 俺のやったお守りをスマホカバーにつける和也。
俺のこと、ふざけた奴とでも思ってるのかな。
それは、本気で本気のお守りなんだけど。
それにしても やっぱりコイツは絶対的に危機感が足りない。
出来れば俺と一緒に社用車で送り迎えしてやりたいぐらいだけど、いくらなんでもそれは私情を挟み過ぎだろうな。
仕方ないから、くれぐれも気を付けるようにと くどくどと念を押しておいた。
でも、このことは早急にアイツに相談してみよう。
きっと的確なアドバイスをくれるはずだ。