同窓会 SN
第32章 独占欲5 和也
5-2
でも、ベッドに入ってしまえば、俺は自分でも驚くくらい大胆になれる。
翔が巧すぎるせいだ。
俺の理性を吹っ飛ばして 夢中にさせるくらい、翔の愛撫は・・・気持ちいい。
だけど前に つい
「お前が慣れてるからだろ」
と言ったら 困った顔をして
「相性がいいんだよ」
と笑った。
だからもうそんなことは言わない。
不用意なことを言って 翔を困らせたくないからな...。
「は...ぁ、しょォ...」
翔の指が 俺の身体の敏感なところを次々と探り当て、
強弱をつけて摩ったり摘んだりするたびに 俺は甘い吐息を漏らさずにはいられない。
翔の舌先が弾くようにつついたり、分け入るように動いたりするたびに俺は身体を震わせてしまう。
そして翔の声が 俺を甘く呼ぶたびに腰の奥がぞわりと波立つ。