
同窓会 SN
第34章 独占欲7 和也
7-3
「...お前...」
「ホントはこんなことしたくないんです。だからおとなしく付いてきてください」
激高してるわけじゃなく、落ち着いてるように見えるけど、ナイフを出すなんてやっぱり普通じゃない...。
気のせいか 目つきもちょっとオカシイ気がする。
今の所そんなに危険な感じはしないけど、これ以上刺激しない方がいいだろうな...
だけど、このまま居なくなったら翔が心配するのは必至だ
「わかった、行くよ。行くからさ、もう1回だけ電話させてくれよ。留守録するだけだから...なっ。」
「......」
