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同窓会 SN

第34章 独占欲7 和也



翔の綺麗な瞳を見つめながら その頬から顎へ、そして肩から胸へと掌を滑らせる
それからそっと耳元に唇を寄せていく、

声にならない声を囁いて。
触れ合った胸と胸から心臓の鼓動が溶け合って、一つになって...もう、どっちの鼓動か分からなくなる。

耳たぶに軽く歯を当てて熱い息。
そのまま 強く噛んでしまった。

「んっ」

ぴくりと動く翔


「痛かった?」
なんて聞くことも。
いや、思いやることもできず、ただ真っ白な頭の中にあるのは・・・


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