同窓会 SN
第36章 秘密2 和也
それからは 翔と一緒にいろんな人と話をした。
たいていどっかの社長とか部長クラスの人ばっかで 俺たちみたいに若い奴は少なかったけど みんな翔には一目置いてる感じで、一緒にいる俺にも丁寧に接してくれる。
最初は気おくれしてた俺も だんだん場に馴染むことが出来、
それとともに 改めて翔の偉大さみたいなのを感じた。
ホントに翔は 注目されてる若手実業家って感じだ。
そんな翔が俺のことを「稀に見る逸材」といい「ウチのホープ」と紹介してくれるのが照れくさい。
気がつけばホントにたくさんの人と挨拶し、そこそこ話も弾んでパーティーもお開きとなった。